好き嫌いが多すぎる3歳の子ども!直さないとだめ?克服するための4つの方法

ママ③

3歳の子どもの好き嫌いが多すぎて困る!

ママ①

好きなものよりも嫌いなものの方が多いかも…

子どもって好き嫌いが多くて困っちゃいますよね。
3歳なんかまだまだイヤイヤ期も残っていたりして、あれもいや!これもいや!と言ってばかりだと思います。

しかもあまりにも好き嫌いが激しすぎると何を食べさせたらいいのか分からなくなってしまいますよね…

でも子どもの好き嫌いは正常な反応なので、仕方ないなと割りきることが大切です!

好き嫌いが多すぎる3歳頃の子どもに悩むママに向けて、好き嫌いは直さなければいけないのか?
さらに息子に試している好き嫌いの克服方法を4つ紹介していきます。

目次

3歳の子どもが好き嫌いが多すぎる!直さないとだめ?

子どもって本当に好き嫌いが多いですよね。
でも子どもが好き嫌いがあるのはごくごく普通なことだし、長い期間をえて食べられる物は増えていきます。

だから今はある程度は仕方ないなと割り切って、無理に直さなくてもいい時期です!

何でかというと…

あんず

何を隠そう私自身も子どもの頃は好き嫌いが激しい子だったからです!

私も本当に好き嫌いが激しすぎて母をとても困らせていました…

そんな私でも何年もかけて少しづつ好き嫌いをなくしていって、今では大嫌いだったピーマンを自分で料理してるくらいです。
もちろん今でも好き嫌いは正直あるのですが、食べようと思えば基本的に食べられるので外食に行っても困ることはなくなりました。

私のように少しづつですが、時間をかけて好き嫌いがなくなっていく人もいます。

むしろ、好き嫌いを直そうと必死になればなるほど子どもは嫌がりますし、最悪トラウマになって一切受け付けなくなってしまうことも…

だからこそ、今は思い詰めすぎなくても楽しく食べることを意識する方がママも子どもにとってもハッピーなことだと思っています。


ピーマンがダメなら、ピーマン以外でビタミンなどの栄養が摂れる野菜を。魚がだめなら魚以外でたんぱく質が摂れるもの。など、栄養がある食べ物はたくさんあります。

子どもはまだまだ味覚は発達途上。
だから今はだめでも10年後には食べれてるかも!というスタンスでやると必要以上にイライラ&心配しなくてすみますよ。

そもそも何で子どもは好き嫌いが多いの?

「子どもは好き嫌いがあって当然」だと言われています。
その理由は、子どもは大人よりも味覚がより敏感で味の感じ方が変わるからです。

その敏感さはなんと大人の3倍とも言われています!

ママ②

うちの子好き嫌いが激しくて…

と悩むママも多いと思いますが、それ普通なんです!!

ちなみに「好き嫌い」と「偏食」の違いってわかりますか??

好き嫌いとは…

好き嫌いは食べ物を選り好みしている状態のこと。調理方法を変えたり説得したりするとすんなり食べてくれる子も多い。

偏食とは…

偏食はある特定の食べ物しか食べず偏った食生活を送る状態のこと。偏食の場合は、程度によって栄養不足に陥ることもある。

偏食は例えば、パンとバナナとヨーグルトしかほぼ食べない…
のように特定のものしか食べないことを言います。

好き嫌いは食べ物を選り好みしている状態なので、工夫すれば食べてくれることもあります!

なぜ、子どもは好き嫌いが多いのか理由を挙げてみますね。

好き嫌いの理由①苦味を本能的に拒否するから

好き嫌いの理由が「本能的に拒否しているから」ということもあります。

赤ちゃんや子どもは生まれながらに苦味を拒否する反射を備えています。
苦味のあるものには毒性があることが多いため、本能的に拒否してしまうんです。

だから、緑の野菜など苦い食べ物が食べられないのはごくごく一般的なことですよ。
その事実を知ると少し安心しますよね!

好き嫌いの理由②味覚センサーが大人の3倍だから

子どもは大人よりも味覚センサーが3倍も敏感と言われています。
実は私たちの舌には味蕾(みらい)という味を感じるセンサーのようなものがあります。

味蕾はその数が多いほど味覚を強く感じることができるのですが、生後3ヶ月まで増え続けピークを迎えた後は少しづつ減少していきます。

30代〜40代頃には子ども時代の約3分の1まで減ってしまうので、子どもは大人よりも遥かに味覚が敏感なんです。

だから子どもの方が大人よりも苦味などを感じやすいんです。

あんず

子どもの時は嫌いで食べられなかったのに、大人になってから食べられるようになった食べ物ってありますよね?

これは大人になって味覚が発達し、味の感じ方が変化したからです。

それもあって少しづつ食べられるものが増えていくんですね。

好き嫌いの理由③過去のトラウマ

子どもの好き嫌いは実は過去のトラウマが原因になっていることもあります。

例えば、「ある食材を食べたあとに気分が悪くなって食べられなくなった」などです。

あんず

私もナスが子どもの時のトラウマでいまだに全く食べられません…

ナスは私以外の家族はみんな好きで、我が家ではナス料理は頻繁に食卓にのぼっていました。


いつものようにナスを残した私に対して、我慢の限界を迎えた母が「何時間かけてもいいから食べなさい!!」と激怒しました。
いつもとは違う怒りの様子に、何時間もかけて無理にナスを食べたのですが、その後気持ち悪くなりトイレでそのまま嘔吐。。。。(汚くてごめんなさい)

それ以来、ナスはさらに嫌いになって食べられなくなってしまいました。

私のように食べた後に具合が悪くなったり、必要以上に食べることを強要されたり嫌なイメージがついてしまうとトラウマになって食べられなくなってしまうこともあります。

食べないからと言って強要しすぎはよくないですね。

子どもの好き嫌いの4つの克服方法

子どもは好き嫌いをするのは当たり前!
とはいっても、やっぱり好き嫌いは無くしていろんな食べ物を食べてもらいたいですよね。

そこで私自身が食べられるようになった経験や、好き嫌いをする息子に対して取り組んでいたことを紹介していきますね!

子どもの好きな味付けにする

自身の経験から子どもの好きな味付けにすると食べてもらいやすいと思います。

あんず

その理由は、私自身がこの方法でピーマンを食べられるようになったからです!!

私はオイスターソースの中華の味付けが好きで、特にチンジャーロースが大好きです。
なので、チンジャーロースの時だけは我慢しながらピーマンを食べていました。

そして、チンジャーロースを食べているうちにいつの日かピーマンを食べることが苦ではなくなっていました。

これは私の場合ですが、嫌いな食べ物でも子どもが好きな味付けや料理なら少し食べてくれるかもしれないですよ。

1口だけ食べさせる

栄養を考えると、いらないと言いまくる子どもに全て「うん。食べなくていいよ」って言えないですよね。
小さい時にいろいろな食べ物を食べることで、味覚が発達すると言われているので少しでも食べさせたいところ。

あんず

私は嫌なものでもできる限り一口は食べさせるようにしています。

栄養にすらならないほんの一口でもOKとしています。(本当はもっと食べてもらいたいけれど…)

一切食べずに過ごしていると、これから食べられるようになるかもしれないものを食べずに終わってしまいます。

食べられた!いう子どもの努力も子ども自身の自信にもなりますね!

嫌いなものでも皿に盛り付ける

子どもが食べてくれないものをわざわざ作ってお皿に盛りつけたくないですよね?

でも、やっぱり子どもは好きなものしか出てこないと「これしか食べなくていいんだ♪」と思ってしまいます。

なので、子どもが食べないからといって嫌いなものを一切皿に盛り付けない、食卓にさえも出さないとなると急に訪れる食べるチャンスを逃してしまうかもしれません。

私は、大人のおかずを好きなものが盛りつけている皿とは別によそって、子どもの前に置いています。

もちろん、ほぼ毎日スルーされるので私がいつも食べています!

私のおかずを子ども用の皿に入れて息子の前に置いているだけという感覚なので、準備も片付けの手間も増えることはないですよ。

食育絵本を読んであげる

3歳は絵本の物語もしっかりと理解できることも多いですよね。

そんな3歳には食育の絵本を読んで食べることの楽しさを教えてあげるのもおすすめです。

ポチポチのレストラン

この絵本は野菜嫌いの女の子のお話です!

女の子は野菜たっぷりのシチューが苦手なのですが、ポチポチに連れられて動物のレストランへ行きます。
そこで楽しそうに食事をする様子や、厨房で一生懸命愛情こめて料理をしている様子を目の当たりにします。

自分自身も料理の体験をすることでどんな料理も、一生懸命つくっていることを知った女の子はシチューが食べられるようになるお話です。

料理を作る人の気持ち、お野菜を作るひとの大変さを知ることができる素敵な絵本ですよ!

野菜と栄養素キャラクター図鑑 

次に紹介するのは野菜の栄養図鑑です!

野菜それぞれが可愛いキャラクターになっていて、この野菜には〇〇のような働きがある栄養素が入っていますよ!と教えてくれる図鑑になっています。

全ての内容を3歳の子どもが理解するには難しいですが、大人が噛み砕いて教えてあげると親子のコミュニケーションにも繋がってとても良いなと思います!

野菜たちのキャラが個性的でとっても可愛いので愛着が湧きます。

なので、子どもも野菜に興味を持ってくれるきっかけになる図鑑ですよ♪

たべてあげる

上の2冊の絵本と打って変わって、しつけ絵本の中ではパンチが強めなちょっと怖い絵本です。
SNSやネットで取り上げられているので、知っている方もいるかもしれません。

あらすじを紹介しますね!

主人公のりょうた君は好き嫌いが激しい子。
ある日急に小さなりょうた君が出てきて、自分のきらいな食べ物を「たべてあげる」と言われます。

そこで調子に乗ってきらいな食べ物を食べてもらい続けていたら、いつの日か本物のりょうた君より大きくなってしまいました。

そのもう1人のりょうた君は本物のりょうたくんを「たべてあげる」と言ってりょうた君を食べてしまう…

あんず

何とも後味の悪いお話ですね…

怖がって効果抜群の子もいれば、トラウマになってしまう子もいるかもしれないですね。
なので賛否がかなり分かれる絵本になっています。

偏食の子というよりか、気分でイヤイヤ食べない子には効き目がありそうだなと思います。

口コミなどを見て、良いかどうか判断して読ませてくださいね。

終わりに

3歳ってイヤイヤ期も続いたりして、好き嫌いが多いですよね。

でも子どもの好き嫌いは正常な反応ですし、今は仕方ないなと割りきることも大切です!

子どもの時は好き嫌いが激しかった私も、今ではキライなものも食べられるようになりました。

だから、すぐには直らなくてもどーんと構えてみてくださいね。

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